思い出は美しすぎて。

 お気に入りの馬がダービーを勝った時の記憶ってのは、抜けるような青空にパンパンの良馬場。
 そんなものだ。
 
 だが、流石に今年のような不良は希だが、ダービーがこの時期に開催されるようになって以降、約半分は雨がらみ。
 “今年のダービーは馬場が悪かったため、実力通りに決まらなかった”との書き込みがネット上で散見されるが、それは如何なものか。
 かつて“先週の結果分析”を担当していた能勢俊介の言葉を借りれば、“JRAの馬場発表を鵜呑みにしない”ことだ。
 新聞に“良”と書いてあったから、なんてのは、赤ちゃんでも出来ることである。
 
 中の人がワイドを引っかけることが出来たのは、予想が土曜の白百合ステークスを見た後だったおかげ。
 これで、例年は軽視されるプリンシパルステークス組が、トライアルなどの中では一番上と判断できたのである。
 
 左から回収率,的中率の順。
 総合 83%↑ 42%↑,内今週 187%↑ 75%↑,狙い 65%↑ 50%↑,重賞 123%↑ 38%↑,芝 99%↑ 48%↑,ダート 71%↑ 37%↑,最終 64%− 36%−,牝限 55%− 39%−,其他 79%↑ 41%↑