昔のセオリーに忠実だった、松岡の騎乗。

 当てたレースの解説(自慢)をしたいのは堪え、天皇賞・春の話を。
 中の人の買い目を深読みした人は気づいたと思うが、過去の連対馬のステップを考慮すればアサクサキングス中心にせざるを得ないが、連対はどうか?と疑ってはいた。
 なんせ、菊花賞以降、GI/JpnI級で連対したことがないのだ。
 敗因は、そう言う馬の割にステップが順調すぎたため、あまりに本番で強気に乗りすぎたためかなぁと思う。
 
 逆に、戦前から一部データー派の人に言われていたのが、“今年の日経賞”はレベルが高いのでは?と言うこと。
 実際、天皇賞・春は、日経賞の一,二着馬が入れ替わっただけなので、これが正しいことが証明された。
 無念。
 
 で、多分、勝敗の明暗を分けたであろうことが、タイトルの話。
 京都の長距離戦(必然的に外回り)では、四角を回りきった箇所(内回りとの合流地点)で内が空くから、そこを突く、って戦法だ。
 昔の話で、もうサンデー産駒登場以降実戦では忘れ去られたと思われていたセオリーだが、まさか若手の松岡がやるとはねぇ‥。
 いや、マイネルキッツアルナスラインの差は、本当にこの通った位置の差だ。
 長距離戦での鞍上の判断が、明暗を分けた一戦であった。
 
 左から回収率,的中率の順。
 総合 79%→ 40%→,内今週 73%↓ 38%↓,狙い 64%↓ 50%↓,重賞 122%↓ 39%↓,芝 96%↑ 48%↑,ダート 66%↓ 34%↓,最終 51%↓ 31%↓,牝限 59%− 40%−,其他 76%↑ 39%↑