あってはならぬこと,信じられぬこと。

 本来は馬券成績と別投稿とすべきだが、お許しいただきたい。
 まず、当ダイアリーを見に来られる方ならば、おそらく目にしたであろう“小倉12Rで、黛騎手が決勝線直前で馬を追うことをやめた件”である。
 どう事情聴取すれば、あれが“注意義務を怠った”との大本営発表になるのか?
 騎手,競走馬共にアスリートであるとの意見に異論を挟むつもりはないが、日本の競馬場で走っている限りに於いては、“お客様のお金がかかっている”。
 純正の競馬学校を卒業し試験を通った人間の行為としては、あまりにも罪が重い。
 このシステムの上に居るJRA理事以上は、皆、クビにすべきくらいの勢いで、中の人は怒っている。
 同様の行為を外国人ジョッキーが起こせば、二度と日本の土は踏めぬはずだ。
 二番目に、阪神6Rに於ける、幸騎手の降着及び四日間の騎乗停止処分についてだ。
 審議となることに、異論はない。
 んが、これは勝ちに行って起こってしまった事象(に少なくとも中の人には見える)であり、かつ一人が責任を負うべき内容ではなかったと思う。
 それに対し、騎乗停止四日である。不思議だ。
 黛騎手の約半分の責も負わねばならぬとしたら、勝負に行った騎手が浮かばれない。
 まあ、不服申し立てに対するJRAの回答も、小馬鹿にしたモノであるが。
 パトロールビデオをホームページ上で公開しない点も、不信感を増加させるのである。
 
 折しも、栗東の名伯楽が何人か定年される週。
 このような重ねて事象が起こったのは、“JRAのたがが緩んだのではないか”と邪推されても致し方ないところである。
 
 左から回収率,的中率の順。
 総合 106%↑ 46%↓,内今週 113%↑ 40%→,狙い 53%↓ 31%↓,重賞 99%↓ 45%↓,芝 101%↓ 41%↓,ダート 110%↑ 50%→,最終 147%↑ 64%↑,牝限 158%− 60%−,其他 103%↓ 43%↓