男・藤田が、前を蓋する。

 ニュージーランドトロフィーの一,二着馬(サンライズプリンス,ダイワバーバリアン)には、ちょっと驚いてしまった。
 特に、サンライズプリンスは大飛びの馬のため、中山のマイルは苦手にするだろうと踏んでいた。
 中の人は“白百合ステークスでお会いしましょう”との気持ちであったが、このねじ伏せ方なら、東京のどちらかのGIに無事出走してくれば、それなりの印を打たざるを得ない。

  • 明日の狙い(阪神9R)

 基本的に、阪神の芝外回りは、乗り方で結果が左右される度合いが大きいコースである。
 意図しない限り直線でもばらけないため、京都の外回りと比較しても、その比重は大きい。
 前へ行きたい馬が二頭いるこのレースだが、前を取りに行く気合いに藤田と幸では温度差が出ると思う。
 今回は、幸が外の枠でもあるので。
 つまり、ロードアリエスが主導権を取れるだろう、と。
 ○ロードアリエス
 複勝

  • 明日の重賞(阪神10R−桜花賞(牝))

 旧コースは、非常に総合的に馬のセンスが問われたが、前述の通り、阪神の芝外回りは、思われているほど馬にとって平等なコースではない。
 ダイワスカーレットとかブエナビスタくらい突出している馬がいれば話は楽なのだが、新しい桜花賞は総じて難解である。
 当ダイアリーのタイトルは、旧コース時につけたものを引き継いでいるのであって、中の人は今の桜花賞を得意とはしていないのだ。
 本命は、アパパネとした。
 復帰戦となったチューリップ賞は少々かかり気味となったが、久々を加味すれば上々。
 コーナーふたつのコース形態では連を外していない、との強みもある。
 対抗がショウリュウムーン
 フロック視されそうなチューリップ賞勝ちだが、キングカメハメハらしくゆったりしたコースで芽が出たと考えたい。
 皆そう思っていそうだが、振り返ればアニメイトバイオがと言うことで、これが三番手。
 行きたい馬がおらず、破壊力のある末脚を持つ馬も見あたらないので、追い込みで決まるパターンはないと考えた。
 ◎アパパネ,○ショウリュウムーン,▲アニメイトバイオ,△エーシンリターンズ
 馬連◎−各印,○−各印。計5点。

  • その他

 阪神8R(牝)−◎ラフォルジュルネ
  オープンだが、メンバーは500万下。
  牡牝混合の中距離を好走している、と言うことで。
  ゲートに難がある馬のため、そこで失敗したら二束三文の可能性はある。
  単勝。
 中山12R−○トーセンルーチェ
  黙っていても、前を争う組と後方に構える組に大きく分かれそうだ。
  差しが決まると決め打ちし、連闘の意欲も買って、トーセンを。
  複勝