風と共に去りぬ。

 ダイワスカーレットが引退する。
 球節炎だそうで、五歳牝馬で且つ“日本でやり残したことは殆どない”戦績。
 昨年の有馬記念の回顧時に、“海外遠征してしまうので、当ダイアリーには関係ない馬になってしまう”と書いたけれど、このような形は少々不本意。
 だが、長期間回復にかかる可能性があり,再びあの力が戻るか疑問符がつくと推察されるので、とても普通の判断だと思う。
 それとなく行間で伝わっていたと思うが、中の人はウオッカ派ではなくダイワスカーレット派だ。
 12戦8勝。
 対ウオッカでは5戦3勝だが、チューリップ賞は、ウオッカの脚を鞍上が測っての敗戦。
 天皇賞・秋は、ウオッカと同厩の馬に削られても差し返したの。
 それぞれ、言い訳が立つ。
 しかし、牝馬でこれだけ大きなところを戦って、連を外すことなく引退ってのは大したモノである。
 
 さて、きさらぎ賞だが、事前に“控える”宣言をしたものの、誰もそれに乗ってくることはなく、リーチザクラウンが押し出される様に先頭。
 結局、この馬の形通りになり楽勝となりはした。
 が、これと言って見所のないレースで、“クラシックに向けては参考外”かと。
 今年は、別のところを使う馬が強力そうで、そちらから物差しとなる馬を探したい。
 #当面ナカヤマフェスタになりそうな気がする。
 
 “心の狙い”だった日曜小倉メイン、鞍上が希望通りのレースをしてくれ、快勝。
 アクセルファイヤーにまくられ、ヒヤリとした場面もあったが、あわてず騒がず、上手に捌き競り潰してくれた。
 1500勝ジョッキーの腕を見た瞬間であった。
 時計から、昇級後もオープン特別くらいなら、五月蠅い馬になる予感。
 
 左から回収率,的中率の順。
 総合 80%↑ 39%↓,内今週 88%↑ 38%→,狙い 76%↑ 58%↑,重賞 140%↓ 33%↓,芝 78%→ 47%↑,ダート 81%↑ 36%↓,最終 55%− 30%−,牝限 50%− 33%−,其他 68%↑ 33%↓